【序】それでも僕らがモテたい理由

「モテたいと思ってそれでモテるなら苦労はしない」と思われるかもしれませんね。 もちろんその通りです。先生もとても苦労してきました。

苦労を重ねてきた結果、先生に理解できたことは「モテないにはモテないなりの理由がある」という事です。 問題点が理解できれば課題がわかり、その課題を解決できれば確実に前進できます。 それを繰り返していけば、たとえこれまでが非モテ人生だったとしても、必ずモテることはできるのです。

「これまでも恋愛マニュアル本やサイトをたくさん見て学んだが、全然モテるようになってないぞ!」という方もおられることでしょう。

ここがもうひとつのポイントです。 たとえ「正確な知識」を得たとしても、それに伴う「行動が間違っている」としたら、その知識やノウハウはまるで生かされることはありません。 非モテが勉強してモテになるには「正確な知識」と「正しい行動」が共に揃っていなければならないのです。

さらに「恋愛必勝法」的なハウツーは、一般的に「モテてきた人」が書いています。

その人からすれば「体験を活かした有益なノウハウを教えてやるよ」という気持ちなのでしょうが、実際にそれを切実に必要としているのは僕らのような「非モテ」側の人間です。 正直、何を読んでも「そんなことはわかってる、でもモテていないんだからどうしたらいいんだ!」という気持ちになる方が多かったのではないでしょうか。

僭越ながら先生は、29歳まで童貞&彼女いない歴=年齢という孤高の存在をキープオンしてきましたが、「モテと非モテ」の法則性を観察し、学習・実践し続けることで、今は結婚もできましたし、セックスの経験人数も「多くはないですがそれなり」に重ねることができました。

もちろんそれで「今や俺はリア充側の人間だけどな!」などと胸を張れるようなものでもありません。陰の者は結婚したところで陰の者。今生で陽キャ・リア充のパーリーピーポーにクラスチェンジできることはないのでしょう。次の輪廻転生に期待するしかありません。

でも、先生は世を忍ぶ陰の者の人生を歩み続けてきたからこそ、皆さんの気持ちに寄り添うことができるのかもしれません。

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