【序】それでも僕らがモテたい理由

……なんて生ぬるいことを言うと思ったら大間違いです。

別に義務教育を受けている小中学生の頃からヤっておく必要はありませんが、充分に大人と言える年齢になってセックスしたことがないというのはマジでもったいない。必ず近い将来後悔します。

小さい頃から非モテ街道をひた走り29歳まで童貞を持ち越してしまい、激しく後悔している先生が言うのだから間違いはありません。

そう言うとすぐに「恋愛脳とかキモい!今はセックス以外にも楽しいことはいくらでもある」とか言い出すヤツが多いですが、そういった小うるさい人達にはモーニングスターを使った穏やかな話し合いで静かになってもらいましょう。

「恋愛やセックス以外にも楽しいことがいっぱいある、同性の友達と遊んでいる方が楽しい」と言っている人たちには、ある大切な視野が決定的に欠けています。

それは「時は決して戻らず、人生は一度きりである」ということです。

「人間はみな平等である」なんていうのは字面がきれいなだけの嘘っぱちですが、「一日は誰にでも等しく24時間」というのは紛れもなく平等です。

何度も伝えている通り、先生は29歳まで童貞でした。つまり、学生時代には一切そういうことができなかった、ということです。

一度きりの青春時代、女の子との甘酸っぱくていやらしい思い出が先生にはひとつもありません。なぜあの時にもっと頑張らなかったのか、と後悔しきりです。タイムマシンがあったらあの頃の自分をぶん殴りに行きたい気持ちでいっぱいです。

先生は今でも同僚と飲みに行くと「学生時代童貞だったから、授業中に英語の教科書を朗読している女子を見ながら『アイツ昨晩は素っ裸で股を開いてアンアン言ってたくせに、しらこい顔して教科書読んでやがる』なんてドキドキするような思い出がひとつもないのが悔しい」という愚痴を語ります。そうするとみんな冷たく蔑んだ目で先生を見てくるのです。もし学生中にきちんと彼女を作れていれば、人からこんな寒い目で見られるようなことはなかったはずなのです。

だから先生は、皆さんには同じ後悔をしてほしくはありません。もっとも、こんなサイトを見に来ている人はすでに年齢的には手遅れなのかもしれませんが、どうせなら後悔は少ない方がいい。 死ぬ間際になってから「強がっていたけど、若い時に頑張っておけばもっと違った人生もあったかもしれない」などと後悔しても後の祭りです。

セックスをいっぱいした上で「あまり楽しくなかったから別にいい」という人生と、セックスできないまま「別にセックスとか俺そんな興味ないし」という人生では、人生の結末は全く違ったものになるでしょう。 前者には後悔はありませんが、後者はきっと後悔することになるからです。やった上での失敗で人は後悔はしません。人は常にやらなかったことに対し後悔するのです。

だから、今もう充分に大人という年齢であったとしたら尚のこと、すぐに行動した方が良いのです。

次のページへ >

-新着記事, はじめに, 分析・考察