オナニーは週7日がマスト

オナニーがなぜ恋愛ノウハウに関係しているのか

さて、ここまでダラダラとオナニーについて書き連ねてきましたが、まだ読者はいるのでしょうか。

ここまで読んでいるあなたは相当ヒマを持て余している事と思います。でも、ここから恋愛ハウツーブログとしての本題に入りますので、どうせ彼女もいなくてヒマなのですから、もう少しお付き合い下さい。

皆さんは彼女が欲しいと望んでおられることと思います。そのためにヒマな時間の間を縫ってこんな糞ブログを読みにきているのですから、その思いの強さたるは並々ならぬものがあるのでしょう。

一般的なモテ男が書いた「恋愛攻略記事」を読むと、必ずと言っていいほど「イケメンじゃなくても面白ければモテる!」などと書かれています。それを読むたびに先生は胸を締め付けられるような思いを抱きました。先生はイケメンじゃない上に、面白くもないからです。

面白くないやつが面白くなるのは、整形手術でイケメンになるよりもよほどハードルが高いことを、モテてきた連中はまるでわかっていません。これこそまさに「想像力の欠如」です。若い頃からセックスに不自由せず「自分探し」を怠ってきた末路でしょう。

見落とされがちですが、実はトークにおける「面白い」には2種類あります。それは「男にウケる面白さ」と「女にウケる面白さ」です。この2つはまるで別のもので、なんなら相反する関係にあります。

下ネタ、ディスり芸(あくまで「芸」である事が重要)、過激なワードチョイス。男社会でウケるトークは「下品であるほど面白く、恥をかくほどウケる」のです。

つまり、男にウケるトークを打つのに一番大切なのは「プライドを捨てる」事なのです。

思い浮かべてみて下さい。飲み会でほとんど喋らない人、普段から面白い事をほとんど言えない人は、総じてプライドが高く、恥をかく事を恐れている人たちばかりではないでしょうか。それで下手な事を言ってスベッて傷付くくらいなら黙っていた方がマシ、というタイプが多いのです。

同性同士のトークにおいて「カッコいい武勇伝」や「スカしたセリフ」なんてものは、白けるだけで絶対にウケる事はありません。先輩の武勇伝でみんなが「すごいっスね」とチヤホヤするのはただの忖度であって、皆内心「つまんねえ飲み会だな、早く帰ってスプラトゥーンやりてえ」と思っています。同性間には嫉妬という感情もありますから、自分をサゲてこそウケを取る事ができる。そのためプライドなんてものは百害あって一利もないのです。

ただ、自分をサゲてウケを取りに行こうにも、面白いネタがなければ繰り出せる武器もありません。そこで、オナニーなのです。

オナニーをあまりしない人間、手軽なネットの無料動画でぞんざいなオナニーしかしていない人間は、話に深みがありません。自分を深掘りしていないのですから、しているオナニーと同じく通り一遍の浅い話しかできないのです。

話題が下ネタになり、話を振られた時に「私は巨乳が好きです」と言ったところで「ふーん」の一言で終わるでしょう。なんなら皆「こいつに話を振らなければよかった。冷めるわー」と内心思っている事でしょう。それも仕方ありません。これまで「自分探し」という修行を怠ってきたのですから、その時になって急に面白い事など言えるはずもないのです。そんな時すぐに「最近は『緊急取調室』で天海祐希にキツめに叱られるシーンを見ながらじゃないとイケない」と言えるくらいまでは自分を探して下さい。

正直、魂の練度が高い男達が集まった飲み会なら、天海祐希などお約束過ぎてまだまだビギナーズチョイスです。ただ、一般的な飲み会であまり拗らせすぎた性癖を披露すると、全員着いて来れず静まり返る恐れもあります。その辺りの「距離感」はしっかりと観測しましょう。

ただ、例え下ネタが強すぎて周囲が引いてしまったとしても、「コイツなんかやべえぞ」と男としての敬意を勝ち取ることができます。やはり、日々オナニーに励んで魂のステージを上げておく事に無駄はありません。

ただし、女子相手のトークだとそうもいきません。女子は同性同士だと男子でもドン引きするような下品なエロ話をするくせに、男子が下ネタを言うと「そんなにか?」というくらい見下してくるからです。

女子は基本的に、男が下手に出ると普通にそれに乗っかって見下してきます。女子は「自分より下」と判断した男子に身を任せたりはしません。捨て身のトークは女子同席の場ではあまり適切ではないでしょう。

もちろんイケメンならば「ただ調子に乗っているだけの、同性から見ると1ミリも面白くない」トークでも女子からは全然ウケます。ただ残念な事に、それは僕らにできる事ではありません。親の不始末でイケメンに生まれてくる事ができなかった僕らとしては、あまり過激な冗談は避け「ノリとテンポ」で無難に笑いを獲りにいくくらいがいいでしょう。

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